炎症反応について|ほそごえハートクリニック|八戸市大字尻内町の内科・循環器内科

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炎症反応について

炎症反応について|ほそごえハートクリニック|八戸市大字尻内町の内科・循環器内科

炎症反応の過程

炎症に関わる栄養素;ビタミン

炎症初期には好中球(前衛部隊)やマクロファージ(外敵を食べまくる掃除屋)の遊走能(外敵へいち早く到着する移動能力)を上げることが大事ですが、そのスピードに効果的なのは【ビタミンC】です。

細菌やウイルスがマクロファージや好中球に貪食された後、ウイルスや細菌などを退治しなくてはならない。そこで大事なのが好中球などが細胞内で出す抗菌タンパクです。これを作る指令に【ビタミンD】が関わっています。したがって、ビタミンDが不足していれば、集まってきた好中球がウイルスや細菌を貪食しても十分な抗菌タンパクが出せず、胎児することができません。

炎症に関わる栄養素:ミネラル

さらに、重要なポイントが【鉄】です。好中球やマクロファージなどによって細菌やウイルスを退治するうえで非常に大事なのが、フェントン反応です。フェントン反応という悪いイメージ(ヒドロキシラジカル発生;細胞を傷つける)がありますが、好中球などの内部で無機の鉄を利用して、非常に毒性の強い活性酸素を出すことにより、貪食したウイルスや細菌を殺すという重要な仕事をしています。

この場合、無機の二価鉄が出すぎてしまったり、好中球などの外側に飛び出してしまったりと起きてはいけないところでフェントン反応が起きることがあります。そういう事態を防止するのがラクトフェリンです。ラクトフェリンは、過剰なフェントン反応を起こさないよう、身体の中で出てきた無機鉄をすぐにバインディングして抑制します。このように、我々の身体の中ではフェントン反応を目的として有効に使われていると同時に、関係のない場所でフェントン反応を起こさないように、あるいはフェントン反応を暴走さえないようにラクトフェリンが歯止めになっていたり、厳重な調節が行われています。

 

風邪を繰り返す方へ;当院でできること

・【ビタミンC】をしっかり摂り、好中球やマクロファージの遊走能をあげましょう。

・抗菌タンパクがすぐに作られるように【ビタミンD】の血中濃度を上げましょう。

・捕まえたウイルスを殺せるように【鉄】も十分に補充しましょう。

・フェントン反応の暴走を抑えるように【ラクトフェリン】を摂りましょう。

・それでもフェントン反応の暴走を止めるには【水素】を吸入しましょう。